
7月は厳しい暑さの中でも、子どもたちは元気に教室に通い、それぞれの年齢に応じた活動に取り組みました。
一人ひとりの表情や動きから、多くの成長の兆しが感じられた1か月です。
0・1歳児クラス


「座る」「持つ」「あけ移す」といった日常生活の基本動作や、大人との言葉のやりとりを楽しみました。
繰り返しの中で動作が安定し、やり取りの中で笑顔も増えています。
2歳児クラス


身支度や手洗いなど、自立を意識した活動が進みました。
パズルでは形や色を見比べながら丁寧に完成させ、お弁当準備ではふきんを濡らすために順番を待つ姿が見られました。
小さな成功体験が「できた!」という喜びにつながり、その自信が次の挑戦への原動力になっています。
幼稚園児クラス


和紙専門店で本格的な和紙作りを体験しました。
初めての子は説明をよく聞きながら慎重に、経験のある子は工程を思い出しながら手際よく進める姿が印象的でした。
繰り返しの体験は、知識を超えた「身体で覚える学び」として、しっかりと根づいています。
8月の取り組み
月25日からは、クラスごとに夏祭りを開催します。
ゲームや製作に加え、和太鼓や盆踊り、「まるたけえびすに」や「ほたるこい」といった日本の音階に触れる活動も予定しています。
子どもたちの表現力と感性がさらに豊かに広がる機会となるでしょう。
バンビーニクレアーレでは、モンテッソーリ教育と発達心理の視点から「言葉で映す」「見守って待つ」「環境と生活を整える」という3つの関わり方を大切にしています。
日々の暮らしに小さな“ていねい”を重ねながら、子どもたちの自立と豊かな心を育んでまいります。