「育児が楽しくなりました!」の声に支えられて10年目を迎えることができました

京都市の幼児教室バンビー二クレアーレ主宰者がマイナビニュースに掲載されました。

教室の運営でここ数年とてもお世話になっている趣味起業コンサルタントの戸田充広さんに取材いただき、マイナビニュース「第9回 私の独立・開業ストーリー」に掲載いただきました。

2012年に教室を開いてから10年目を迎えました。

開業にいたったいきさつや今の思い、これからの展望などをお聞きいただく中で、この10年間を振り返るとともにこれからのことを考えるきっかけになりました。

お時間がございましたら、記事をお読みいただけましたら幸いです。

 

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保護者様の嬉しい声

おやつの準備で机を拭く1歳児
おやつの準備で机を拭く1歳児

バンビー二クレアーレは、音楽スタジオを週に2回お借りして2012年にスタートしました。

2017年には将棋界の藤井さんの活躍でモンテッソーリ教育が広まって問合せが増え、週に2回のレッスンでは対応しきれなくなりました。

そこで2018年に思い切って街中の賃貸フロアを契約。

教室を移転して、毎日レッスンを行うようになりました。

 

レッスン内容の充実、集客に加えてコロナ対策など教室運営で休む暇なく努力を重ねてきましたが、その原動力は何といっても、教室に通ってくださる保護者様の嬉しいお声でした。

  • 「子育てが楽しくて楽しくて。3人目が生まれました」(年長、年少児のお母さま)
  • 「難関の幼稚園に受かりました!面接のときにひとりで遊んでひとりで片付けたんです。先生のおかげです。」(2歳児のお母さま)
  • 「先生の言ったことを家でもやるようにしたら子どもが成長しました。お友だちのうちに遊びに行った時も自分で片付けてビックリされました。(1歳児のお母さま)

良かったですねと嬉しいお声にうなずきながら、

こちらも嬉しさでいっぱいになります。

 

いろいろなことがあるたびに、そのお声に後押しされて、

「よし、頑張ろう!」

と進み続けることができました。

 

レッスンでお子様が成長するから育児が楽しくなる

1歳児がモンテッソーリ教育の活動で花を活ける活動に集中して取り組んでいます。
花を活ける活動を行う1歳児

教室に通われるお子様は、次のような発達・成長をしていきます。

  • 身体能力と脳が発達し、いろいろな活動ができるようになり充実感を味わう
  • 座って活動する、片付ける、礼儀といった生活のマナーが身につく
  • ひとりで活動できるようになり集中力が身につく

 こうした成長をひき出すのがモンテッソーリ教育の魅力です。

 

幼児は何が学びたいのか知っているので教え込む必要はありません。

大人の役目は幼児が存分に学べるように環境を整えてあげること。

幼児は、自分を創造していく存在なのです。

 

短大の専攻科で今は亡き相良先生からモンテッソーリ教育のエッセンスを学びました。

  • 子どもが年齢に応じて持つ強い興味に対応した教具や教材を豊富に用意する
  • 子どもが好きな活動を自分で選んで好きなだけ活動
  • 教具を自分の席まで運んで座って活動。終わったら自分で片付ける
  • 大人(先生、保護者)は子どもの様子を観察しながらやり方をして見せたり手伝うなど支援。教え込むことはしない

こうした個別活動を1時間(0歳児は30分)行います。

 

入会されてから3ヵ月もたつと、お子様はすっかり落ち着きます。

興味のあることを自分で選び、自分のペースで活動できるので楽しく集中できます

活動の中に生活のマナーが組み込まれているので、自然に生活のマナーが身につきます。

幼児期に身につけておきたい基礎の力が自然に身につくのです。

 

京都市の幼児教室バンビー二クレアーレで2歳児がスカーフを使ってリトミックを楽しんでいます。
2歳児クラスリトミック「スカーフでおばけ~」

モンテッソーリ教育の個別活動のあとに、リトミックを30分行います。

音楽に合わせて自分の身体を調整しながら運動

歌やリズムなどをよく聞きながら言葉をしっかり発音

2人やグループなど集団で息をそろえて表現

モンテッソーリの個別活動を補って、全身運動、話し言葉や社会性子どもの興味に幅広く対応できます。

子ども達は音楽が大好き。

リラックスしてみんなと楽しく活動できるひとときです。

 

育児でモンテッソーリ教育を実践

2児の育児でモンテッソーリ教育を実践しました。
「子育てで奮闘中」大変だけど幸せでした

大学専攻科でモンテッソーリ教育の第一人者相良先生のもとモンテッソーリ教育を本格的に学びました。

モンテッソーリ教育を取り入れた京都カトリック信愛幼稚園で11年間勤務。

子どもを授かっため退職して育児に専念。

 

2児の子育てで「幼児期の過ごし方が子どもの人格や能力を大きく左右する」ことを実感しました。

幼児期の発達の特徴や子どもへの接し方が頭に入っていたので、子どもの成長を素直に受け入れられたように思います。

 

モンテッソーリ教育の中でもうひとつ大切な考え方があります。

「子供に敬意を払って接する」

2人の子どもが成人して社会人になりました。

まさしく親と対等です。

頭や体がよく動き、いろいろとアドバイスされて、助かっています。

親と子は一生関わり続ける、身近で大切な関係です。

対等な意識を小さいころから子どもに向けてきたことで、今のような素敵な関係を築くことができたのだと思います。

 

育児に役立つ情報発信を

0歳児が興味を持っていろいろな教具に関わろうとしています
0歳児 興味いっぱいです

教室で数多くのお子様にかかわってきました。

また、最近、孫ができてあらためて幼児の生活ぶりをじっくり観察しています。

その中で、ちょっとしたことが子育てをぐんと楽にするのがよくわかります。

たとえば、

・食べるものを食べやすい大きさにすると、子どもはこぼさずに上手に食べる

 →子:食べにくいなどストレスがなくニコニコ

 →親:子どもの機嫌がよくて楽、汚さなくて後片付けが楽

・やりたいけれどできないことを、親がゆっくり手本を示すと子どもがまねをしてできるようになる

 →子:できないストレスから泣いたり、まわりのものを落としたりしない

 →親:子どもの機嫌がよくて楽、できることが増えて満足

こういったポイントを情報発信して、広く育児のサポートを行っていきたいと思います。

「育児が楽しくて!」

と目を輝かせながらおっしゃる保護者様も!!

皆様、次々にお子様を授かり、大家族を笑顔で切り盛りされています。

こんな保護者様がもっともっと増えるようにと心から願います。