コロナ感染が拡大する中、親子で楽しく学び、お子様が成長する場所を維持できるように、感染対策を進めています。
今までの感染対策への取組
2020年度から、コロナ感染対策に取り組んできました。
まず、衛生面で環境を整えるために、いろいろな設備を導入
- 幼児専用洗面台の設置
- 除菌機能付き大容量エアコンの導入
- 加湿器の導入
また、レッスンスタイルを見直して、密を避け、衛生面にも配慮してきました。
- 1クラスの定員は9名まで
- 活動する机の間隔をとって壁面に配置
- 休憩時間を取って、手洗いや換気を実施
2022年に入り、オミクロン株による感染が急拡大しています。
皆様、元気に通っていただいていますが、安心してレッスンが受講できるように感染対策をさらに進めています。
1.手洗いの徹底
- 教室への入室時
- 個別活動とリトミックの切り替え時
- 退室時
に手洗いを実施。
密を避けながら手洗いが安心してできるように、時間をとって順番に手洗いを行っていただくようにしています。
2.1m以上の距離を常に心がけながら活動
濃厚接触として、次の条件があげられています。
- 手で触れることのできる距離(1 メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と15 分以上の接触のあった者
幼稚園児クラスでは、生徒の皆さんはマスクを着用いただいています。
未就園児クラスでは、保護者様はマスクを着用いただいていますが、お子様は、健康面での配慮も含め、マスクを着用いただいていません。
そこで、特に未就園児クラスでは、1m以内の距離での接触がなるべくないようなレッスンの徹底を心がけています。
- 個別活動は、お子様同士の関わりをひかえる
- リトミックは、席の前で個別に活動
- 水分補給などは、自分の席で壁面を向いて行う
3.体調管理の徹底
- 微熱(登園前に検温)
- せき
など、お子様や保護者様の体調が気になる場合には、無理のないようにお休みを取っていただいています。
安心してお休みいただけるように、別クラスでレッスンの振り替えを行っています。
ヒトの生存に不可欠な「密・接触」
感染対策として、他者と距離をとる、密を避ける、マスク着用などが求められてきました。
また、オンラインでのコミュニケーションも広く使われるようになりました。
明和政子教授(京都大学大学院教育学研究科)によると、環境に関わり、その影響を強く受けながら脳が発達する幼児期では、注意が必要。
- 人間は「密・接触」をとりながら、社会的環境に適応しながら進化してきた。
- 感染対策で制限されている「密・接触」は、脳と心を発達させるために不可欠
とのことです。
感染対策を中心とした生活が続いていますが、大人とあわせて、子どもたちに本当に必要な生活を考えていくことが大切だと感じました。
感染対策をしっかり行いながら、他の子どもたちと関わり合うとともに豊かなコミュニケーションを経験できる環境を、できるだけ子どもたちに提供していきたいと思います。
参考記事
時事ドットコムニュース「コロナ禍が子供の脳と心に及ぼす影響」(明和政子京都大学大学院教育学研究科教授)