コロナウィルスの感染防止に向けて自粛要請が本格的に出る中、バンビー二クレアーレでも3月に引き続いて4月度を臨時休講とさせていただくことにしました。
3月での2週間の臨時休講とさせていただいた中で、お子様がご家庭で過ごす時間が増え、保護者の皆様より次のようなお悩みをいただきました。
- 毎日何をしてあげたらいいのか悩んでいる
- 家の中で何か楽しいことをと思っていたが、ネタ切れ状態
- 教室での活動を家でもやってみるが、教室と同じようにやってくれない
外遊びや買い物などの外出は、お子様に生活に変化をつけ、いろいろな刺激を与えてくれます。
また、お母さまの気分転換にもなっているのではないでしょうか。
今回の外出自粛要請、本当に大変ですね。
子ども2人が巣立ち、夫との二人暮らしですが、外出自粛は活動が減って生活にメリハリがつかず、大変です。
- 小さなお子様と過ごすお母さまはどうしていらっしゃるのか。
- さぞかし、ご苦労をされているのではないか。
そんな思いが沸き上がりました。
そこで、おうちでも教室の活動を楽しむことができるように
- モンテッソーリの活動
- リトミックの活動
を動画に収録。(私の動きを主人が撮影して編集)
DVDで皆様に送ることにいたしました。
未就園児(0~2歳)の皆さんに送った内容についてご紹介させていただきます。
モンテッソーリ活動
モンテッソーリ教育の特徴は、日常生活の活動を大切にしていることです。
- 子どもは生活や大人のすることに強い興味を持っている
- 手先の微細運動や調整能力など身体の発達に必要な運動を行うことができる
- 家族の一員として活動に参加することで、社会性が身につく
こうした子どもの発達を促す日常生活の活動についてたくさんのプログラムがあります。
毎日行う、食事のしたくやおやつ、料理といった活動の中から、お子様が楽しくできる活動を3つ取り上げました。
- 台ふきをしぼる/テーブルをふく
- バナナの皮をむく/バナナをナイフで切る
- サラダをつくる
他にも色々あるかと思います。
- 子どもができる活動の部分を見つける
- 子どもにあったサイズの用具を準備する
- できなくてもいいぐらいの気持ちで見守る
こういった点を意識して、探してみてください。
モンテッソーリ教育ではしてみせること、提示を大切にしています。
- 動作をひとつひとつ分解する
- 大人の動きの8倍のゆっくりとした速度で見せる
- 子どもが集中できるように、言葉を入れずに黙ってして見せる
ご家庭での日常の活動にお子様が積極的に参加することで、親子で学び、楽しむ充実した時間が生まれることと思います。
リトミック
リトミックは、音楽に合わせて楽しく身体運動を行います。
- 手足を大きく動かしたり全身運動ができる
- 体の動きをとおして音楽を感じ、感情を豊かに表現
- 親子で共感できる良質な時間を過ごし、豊かな経験を蓄積
教室ではリトミックにも取り組むことで、コミュニケーション力を育みながら、小さいお子様でも長時間を楽しく集中して活動しています。
おうちでお母様といっしょに楽しめるように、日頃のレッスンでおなじみの活動を収録しました。
- 曲げて曲げて/伸びて伸びて
- スカーフを使った活動
- いっしょに歌おう(チューリップ/キャベツの中から/ちょうちょ)
- ハンドサイン(ひげじいさんを歌いながら)
DVDと説明書をおひとりおひとりに送付させていただきました。
ちょっとサプライズ。
小さなお友だちには、おうちで興味を持って活動できるようにと、カラフルなスカーフも送らせていただくことにしました。
おうちで少しでも楽しんでいただけるとうれしいです。
うれしいご感想を頂きました
DVDが家に届いたその日にお母さまから、メールでうれしいご感想をいっぱいいただきました。
Yくん
封筒に入っていたスカーフがとても嬉しかったようで、動画を見ながら、スカーフを使った活動を何度もしていました。
自粛要請も当分続きそうなので、料理の活動など取り入れて子どもと気長に楽しんでいきたいと思います。
Eちゃん
子供が活動を真剣に見たり、リトミックでイキイキとした笑顔で先生のまねをしています。
こんな姿をひさしぶりに見ることができてうれしいです。
DVDなので何回もみられるのも助かります。
Tくん
届いたDVDを、身を乗り出して見ていました。
「先生。会いたいよー!」
「バンビー二に行きたいよー。行きたいよー!」
最近、言葉が出るようになって自分の気持ちをこうして伝えてくれます。
また、教室に通えるようになることを楽しみにしています。
早速届いたご感想に心が温まり、深い感動を覚えました。
お子様としっかり向き合って、成長をサポートされているご様子は本当に素晴らしいです。
ご家庭でお子様と過ごす時間が増えて本当に大変ですね。
工夫して過ごされることで、ピンチをチャンスに変え、お子様との関係をより豊かなものにしていただければと思います。
少しでもお役に立てるようにこのようなサポートや情報発信をしっかり行っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。