打楽器で「虫の声」を楽しく合奏

リトミックのレッスンで、いろいろな楽器を使って「虫の声」をみんなで合奏。2歳児クラスの様子です。
いろいろな楽器を使って「虫の声」をみんなで合奏しています

お子様は自分の行動の結果がすぐわかることにひきつけられます。
モンテッソーリの活動では、靴磨きや鏡磨きといった日常生活の練習。

磨くとピカピカになるのが目で確認できます。
リトミックでは楽器。身体を使って動かすと、鳴る音が耳で確認できます。
今回は、打楽器を使ったリトミックの活動を紹介します。

10月の歌は、いろいろな虫が登場する「虫の声」

リトミックでは10月の歌で「虫の声」を選びました。いろいろな虫が登場していろいろな声で鳴きます。
10月の歌「虫の声」は、いろいろな虫が登場

毎月、季節に合わせた歌を選び、リトミックに取り入れています。
10月は秋にちなんで、「虫の声」を取り上げました。
いろいろな虫が登場して、いろいろな声で鳴きます。
とても楽しい歌詞ですね。

いろいろな打楽器を用意しました

リトミックで、すず、タンバリン、トライアングル、カスタネットを使って「虫の声」を楽器で合奏しました。
すず、タンバリン、トライアングル、カスタネットを使って合奏

虫の声に合わせていろいろな打楽器を鳴らして、みんなで合奏です。
今回は、次の4つを用意しました。

 

すず

左手で鈴を持ち、右手で左手の手首をたたくと、右手の動きに合わせて正確に鳴ります。

華やかで明るい音です。

 

トライアングル

左手でトライアングルのひもを持ち、右手に棒を持って、三角の部分をたたきます。

透明な美しい音です。

 

タンバリン

左手でタンバリンを持ち、右手でタンバリンの皮をたたきます。
ワクについたすずと皮が鳴って、にぎやかな音が出ます。

カスタネット

ちょぼのついた方が上向きになるように左手の指に輪をとおして持ち、右手でたたいて鳴らします。

赤と青のカラフルな色と、手を合わせるわかりやすい動作で子どもたちは大好きです。
どの楽器も、きき手が左手のお友だちは、右手で楽器を持ちます。

さあ、みんなで合奏!

リトミックで2歳児の生徒が楽器を自分で選んで、「虫の声」を合奏をしました。
フィオーレ(2歳児)のお友だちが自分で選んだ楽器で合奏

フィオーレコース(2歳児)のレッスンです。

お友だちに、自分の好きな打楽器を選んでいただきます。
お友だちと同じ楽器を選んだり、気に入った楽器を持ってみたり‥

選ぶのはむずかしいですね。

でも、選ぶということがとても大事です。
自分で選ぶと、「やらなくては」「やろう」という気持ちをしっかり持ちます。
楽器の持ち方や鳴らし方を谷先生に教えていただきます。
すずを鳴らすのに、手首のところをたたく
トライアングルの紐を持つ
カスタネットをしっかり上に向ける
できました。

楽器の絵がついた歌詞に合わせて楽器を鳴らします。
鳴らすところはずれたりしても、歌のリズムに乗って、4拍子で楽器を鳴らしました。
楽器を替えて、もう一度挑戦。
自分で選んで、自分で鳴らす。
とても楽しい「虫の声」の合奏ができました。


幼稚園児クラスでは、自分で楽器を鳴らして合奏。
ステッラ(1歳児)・ピッコロコース(0歳児)は、お母様といっしょに楽器を鳴らして楽しみました。

お子様は反応を感じて成長

専門講師二人によりリトミックのレッスンを実施。楽しくきめ細やかな指導をこころがけています。
リトミックもわかりやすい丁寧な指導を行っています。

お子様は反応を感じることで、自分の行動を確認することができます。
確認できたら自信がついて、まわりの環境に一層働きかけるようになり、成長につながっていきます。
・テレビなどを見せるだけ
・教え込む
といった一方通行の接し方はなるべく避けたいものです。
お子様から何かアクションがあったら、どうぞ反応を返してあげて下さい。
・自分を好きになる(自己肯定感)
・環境を好きになる(環境への信頼・安心)
成長に大切な二つのことが、お子様の中で育まれます。


4月から新しく始まったレッスンも半年が過ぎました。
歩けるようになって、いろいろなお仕事に興味を持ち始めたピッコロ(0歳児)のお友だち。
手さきや身体の動きがスムーズになり、お仕事やリトミックに楽しく取り組むステッラ(1歳児)のお友だち。
母子分離が定着し、自分で選んで自分で行動することが定着してきたフィオーレ(2歳児)のお友だち。
動きや知性が洗練され、楽しみながら集中して活動に取り組む幼稚園児のお友だち。


レッスンに参加されてから3ヵ月ぐらいでお子様に変化が現れはじめ、6ヵ月でぐんと成長されます。
お子様が楽しく成長できるように、ていねいなレッスンを心がけ、一層充実させていきたいと思います!!