効果的な「トイレトレーニング」の方法
ハイハイやお座りから歩行、言葉もどんどん話すようになるなど、お子様の成長は本当に早いですね。
おむつがとれて、自分でトイレに行くようになる時期は、個人差が大きいようです。
「幼稚園に通うまでに何とかしないと…(汗)」お悩みのお母様も多いと思います。
自分のことが自分でできるようになると、お子様の自信もしっかりつきますね。
そこで効果的な「トイレトレーニング」の方法について、お伝えしたいと思います。
始める目安
・1歳半くらい、歩行が安定している
・おしっこの感覚が2時間以上開く、
・うんちの時にいきむ
・おしっこの前にもじもじする
などが見られたら、子どもが尿意や便意を自覚し、ある程度排泄をコントロールできる状態だと判断できます。
このタイミングで「トイレトレーニング」を始めましょう。
神経系、筋肉系が発達してくる時期を見逃さないようにしましょう。
焦らずに、お子様の成長の様子に合わせて始めるのがポイントです。
衣類の準備
・パンツや衣服は自分で着脱できるものを選ぶ
・パンツは余裕のある大きさ、腰はファスナーでなく、ゴムが良い
・上下がつながっていないもの
(便器に坐った時に衣服が落ちない、自分で脱げるようなものを選んであげてください)
用具の準備
・トイレ付近に、子どもが自分でできるように、トイレスペースを整える
・トイレの近くに、低いベンチを置く
・新しいパンツの入った入れ物
・汚れたパンツ入れ
・おまるを準備される時は、後にパンツを全部脱がなくても済ませられる、腰を掛けてできるタイプのものが便利です。
・トイレでは足が着いて踏ん張れる踏み台、自分で上れる、ステップ台も準備しましょう。
手順
初めのうちは
・大人が声をかける
・トイレスペースに自分で歩いていく
・ベンチの前でパンツを膝まで下ろす
・ベンチに腰かけパンツを脱ぐ
(立ち上がって汚れたパンツ入れに入れる)
・便器、おまるに座る
・排泄
・拭く
・流す
・新しいパンツを取る
・ベンチに腰掛けてパンツに脚を通す
・立ち上がって履く
・手を洗う
お子様ができないところを援助してあげてください。
あせりはNGです。
行きつ戻りつしながら成功するものだと思っておいて下さい。
トイレが楽しい行為であるように、上手く進まない時も大人が苛立つことのないようにします。そして、明るく温かい雰囲気の中で少しずつ進ませていきましょうね。
先輩ママからのメッセージ
1歳3ヵ月のお子様が「トイレトレーニング」でおむつがとれました。
お母様が、1時間30分から2時間ぐらいの感覚でオマルに連れていくことを続けました。
ある時、少しおしっこが出ました。お子様は、おしっこを出す感覚やおむつをはずしておしっこをすると気持ちがいいことがわかったようです。
それからはオマルに坐ると出る回数が増え、最後にはしたくなったら、お母様に「チーッ」と言って、連れて行ってもらうようになりました。
おしっこができたら、ウンチもできるようになったそうです。
素晴らしいですね。
お母様の声
「とにかく集中してトイレトレーニングを続けました。
ただ、あまり無理をしても子どもがかわいそうだと思って、自然なペースでオマルに連れて行くようにしたら、あるきっかけでおしっこが出たんです。
そこからは順調でした。
おむつがとれて、子供が本当に気持ちよさそうですね」
お子様への熱心な援助が実って、お母様もとても嬉しそうです。
トイレを嫌がったり、苦労する方もいる中、とても、スムーズに進まれました。
紙おむつは、便利ですが、いつもサラサラで濡れた感覚が解り難いのが欠点。
少しぐらいだからいいかと換えずに過ごしていると感覚が鈍ってしまい、おむつのはずれる時期が伸びてしまいます。
夏は汗によって尿量が少なめになること、洗濯物がよく乾くこともあり、とても、良い時期です。
トイレトレーニングは準備やお子様への対応で大変ですが、タイミングを見て、ここかなという時に、ぜひ始めてみてください。
ぜひ、おむつから、パンツに変えることで、お子様の精神的な自立と一層の成長を援助してあげてください。
そして、とても興味深い記事をみつけましたので、ご紹介します。
下記を検索してください。