0・1歳児の育ちを支える3つの関わり方
- どんなおもちゃを買えばいいですか?
- 知育はいつから始めればいいですか?
0・1歳のお子さまを育てている保護者の方から、このようなご相談をよくいただきます。
もちろん、おもちゃや活動も大切です。
でも、それ以上に子どもの成長に大きく影響するものがあります。
それは、毎日の大人の関わり方です。
前回のブログでは、「子どもは遊びの中で育っている」というお話をしました。
今回はその続きとして、子どもの育ちを支える大人の関わり方について、教室での実践を交えながらご紹介します。

① 子どもの気持ちを「ことばで映す」
ある日、1歳の女の子が積み木を高く積み上げようとしていました。
何度積んでも崩れてしまい、少し困ったような表情をしています。
先生が、
「もう一回やってみたかったんだね。」
と声を掛けると、女の子は小さくうなずき、もう一度積み木へ手を伸ばしました。
子どもは、まだ自分の気持ちをうまく言葉で表すことができません。
だからこそ、
- やってみたかったんだね。
- うれしかったね。
- びっくりしたね。
と、大人が子どもの気持ちをそのまま言葉にしてあげます。
これは叱ることでも、褒めることでもありません。
子どもの心を映すことです。
自分の気持ちを受け止めてもらえた子どもは安心し、もう一度挑戦しようという気持ちが育っていきます。
② 「待つ」ことも大切な関わりです
子どもが時間をかけていると、つい手伝いたくなることがあります。
でも、子どもはその間にも、
- 考え、
- 試して、
- 失敗して、
また挑戦しています。
その試行錯誤こそが、子どもの力を育てています。
待つことは、何もしないことではありません。
子どもの力を信じることです。
少しだけ待つことで、
「自分でできた」
という経験が増え、自信へとつながっていきます。
③ 子どもが育つ環境を整える
前回のブログでは、
子どもが自分で選び、集中できる環境についてお話ししました。
環境を整えることは、教具やおもちゃを準備することだけではありません。
子どもが活動する中で、
- 何に気付き、
- 何を考え、
- 次にどうしようとしているのか。
その小さな変化に寄り添うことも、大切な環境づくりです。
たとえば、コップに水を注ぐ活動をしていた1歳の男の子。
水が少しこぼれると、じっと手を止めました。
そこで大人がすぐに拭いてしまうのではなく、
- あ、こぼれちゃったね。
- どうしようか。
と一緒に考える時間をつくると、男の子は自分から布巾に手を伸ばしました。
子どもが気づいたことを、大人が一緒に受け止める。
そんな関わりが、「自分でやってみよう」という気持ちを育てていきます。
親子で学ぶからこそ気づけることがあります
バンビーニクレアーレの0・1歳児クラスは、親子で参加するクラスです。
活動するのは子どもですが、学ぶのは保護者の方でもあります。
教室では、
- 今、この子は何を学んでいるのだろう。
- どうして同じことを何度も繰り返すのだろう。
そんなことを、お子さまの姿を見ながら一緒に考えていきます。
そのため、本や動画では得られない、
わが子だけの育ち
に気づけるようになります。

子育てが少し楽しくなる教室でありたい
- こんなことができるようになった。
- 今日は自分から挑戦していた。
そんな小さな成長に気づけるようになると、子育ては少しずつ楽しくなります。
子どもと毎日向き合っていると、思うようにいかない日もあります。
でも、大切なのは完璧な関わり方をすることではありません。
お子さまの気持ちを理解しようとすること。
その積み重ねが、子どもの安心につながり、自分で育とうとする力を支えていきます。
おわりに
0・1歳は、人生の中でもっとも大きく成長する時期です。
だからこそ、
「何を教えるか」
よりも、
「どのように関わるか」
が大切になります。
子どもは、安心できる大人に見守られながら、自分の力で少しずつ成長していきます。
バンビーニクレアーレでは、親子で一緒に活動しながら、お子さまとの関わり方や見守り方を実践を通して学んでいただいています。
私たちも、保護者の皆さまと一緒に、お子さまの小さな成長を喜び合える教室でありたいと願っています。
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