
今年度も残りわずかとなりました。
4月からの10か月間を振り返ると、お子さま一人ひとりの成長とともに、保護者の皆さまの「見守るまなざし」も、少しずつ落ち着きと深まりを増してきたことを感じています。
1月の京都は寒い日が続きましたが、熱心にレッスンに参加。
子どもたちが自分のペースで活動に向かう姿が、各クラスで多く見られました。
0歳児|はじめての「知りたい」が芽生えるとき

1月に入会された、生後6か月のお子さま。
教具を前にすると、自分からそっと手を伸ばし、触れ、確かめる姿が見られました。
その様子を見守る保護者の方の表情もやわらぎ、親子で同じ時間を楽しむ空気が自然に生まれていました。
1歳児|「離れていても大丈夫」という心の絆

母子分離に向けた練習の中で、一人で活動に取り組む1歳児たち。
保護者の方がそばにいるという安心感の中で、自分のペースを守りながら集中する姿が見られます。
「離れる=不安」ではなく、
「見守られている安心の中で、一人でやってみる」。
この積み重ねが、子どもの内側に静かな自信を育てていきます。
2歳児|自分で整える心地よさ

2歳児クラスでは、一人での活動がすっかり定着してきました。
- 教具の出し入れ
- 活動の始めと終わり
- リトミックでの集団活動
誰かに言われるのではなく、自分からマナーやルールに合わせようとする姿が自然に見られるようになっています。
幼稚園児|表現する喜びと、仲間と整う感覚

書き初めに挑戦です。
練習をしてから、色紙に「うま」の字を書きました。
馴染みのない活動とひらがなに興味を持ち始めている幼稚園児。
楽しみながら取り組み、色紙に書いた作品を持って帰りました。
リトミックでは、ピアノに合わせて友だちと手を合わせる「トン・パチン」。
ペアを替え、最後はみんなで輪になって活動する中で、自然な動きと協調が生まれ、場全体に心地よい秩序感が広がっていました。
「正常化」―落ち着いて、その子らしくある状態

こうした姿は、モンテッソーリ教育で大切にされてきた「正常化」
すなわち、落ち着いてその子らしく日常を過ごせる状態が育ってきていることを感じさせます。
正常化とは、おとなしくさせることでも、感情を抑え込むことでもありません。
安心できる環境の中で、自分で選び、集中し、満足して終える経験を重ねることで、心と行動が自然と一致していく状態のことです。
集中する経験は、子どもが自分の気持ちや行動を整えていく力を育てます。
揺れたり、立ち止まったりする時期も含めて、今の姿は確かな育ちの土台です。
その土台の上でこそ、学びや社会性は無理なく広がっていきます。
残り2か月も、この大切な土台を守り育てながら、
お子さま一人ひとりの育ちが実りある一年の締めくくりとなるよう、丁寧にサポートしてまいります。
教室の雰囲気や子どもたちの姿を、ぜひ実際に感じてみてください。
体験会では、活動そのものだけでなく、子どもと大人がともに落ち着いて過ごす時間をご覧いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
