
街の灯りが温かく感じられる季節になりました。
バンビーニクレアーレでは、11月も「日常で出会うものと深く関わる学び」をテーマに、子どもたちが夢中になれる時間を大切に過ごしました。
未就園児クラス
年齢ごとの姿が光る「落ち葉のリースづくり」
秋のお散歩で集めた落ち葉を使って、じっくり手を動かす製作に取り組みました。
同じリースづくりでも、年齢ごとに世界の見え方も楽しみ方もまったく違います。
0歳児:五感まるごとで「秋」と出会う

0歳にとって、落ち葉は“初めて出会う素材”。
握るとカサカサ音がしたり、冷たかったり、薄く破れたり──
葉っぱそのものが大きな学びです。
- 指の力に合わせて葉っぱが動く
- 色の違いにじっと目を向ける
- ちぎれた時の反応や音を楽しむ
この月齢で大切なのは、“素材を全身で味わうこと”。
保護者の膝の上で安心しながら触れる時間が、感覚の土台をゆっくりと育てます。
1歳児:親子で「どこに貼る?」を楽しむ構成の芽生え

歳になると、「貼る」「はがす」といった操作が嬉しくなる時期。
親子で
「ここに置いたらきれいだね」
「この葉っぱはどこにしようか?」
とやり取りしながら、少しずつ“構成する楽しさ”を味わいました。
- 指先のコントロールが洗練される
- 置く位置を自分なりに選び始める
- 親子で一緒に作る安心感と達成感
まだ自分一人では難しい工程も、親の温かいサポートがあることで楽しさが広がります。
“共につくる”経験は、この時期ならではの豊かな時間です。
2歳児:自分の手で仕上げる「集中」の世界

2歳は“自分でやりたい”気持ちがぐっと高まる年齢。
今回の制作では、ボンドの量を調整したり、葉っぱの向きを考えたりと、驚くほど集中する姿が見られました。
- 「つかない…どうしよう?」と工夫する姿
- 量や力加減に気づき、調整する経験
- 完成した時の誇らしい表情
失敗も成功もすべてが学び。
2歳児は、手を使って試行錯誤する中で“自分でできた!”という気持ちを育てていきます。
幼稚園児クラス

11月は「お茶を淹れる」活動に挑戦しました。
1回目は先生のお手本を見て、みんなでいただくところから。
2回目からは、自分で茶葉を選び、砂時計を見ながらお湯を注ぎ、トレイで運びます。
• お湯を扱う時の集中
• 道具の配置と空間の理解
• 順序通りに作業する難しさと楽しさ
• 完成の喜びと「おいしい!」の実感
「自分で入れたお茶っておいしいね!」という子どもたちの声が広がりました。
まとめ

日常にあるものと丁寧に関わることが、子どもの「自分で育つ力」をつくる、落ち葉、お茶。
どれも生活の中で目にする“身近なもの”です。
モンテッソーリ教育の核である 日常生活の練習(Practical Life) は、
こうした「生活そのもの」を材料にした学びを大切にします。
- 水を注ぐ
- 並べる
- 拭く
- たたむ
- 観察する
といった行為には、
「目的 → 順序 → 結果」
の一連の流れがあり、これが子どもの発達を確実に支えます。
育つのは、
- 集中力
- 自己調整
- 見通しをもつ力
- 丁寧に扱う力
- 達成感
- 自信
11月の活動は、すべてが “生活を材料にした学び” で貫かれていました。
日常と結びついた体験ほど、子どもの心と身体に深く根づいていきます。
バンビーニクレアーレは13周年を迎えました

バンビーニクレアーレは2012年12月の開室から、今月で13周年を迎えました。
これまで温かく見守ってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
子どもが“自分の力で育つ”場を、これからも大切に育て続けてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
🌟 体験会を開催中です。
皆様とお会いできることを楽しみにしています。
