0・1歳児の遊びで本当に大切なのは、「何をするか」より「どう関わるか」
1歳のお子さまを育てている保護者の方から、
「どんな遊びをさせたらいいのでしょう?」
というご相談をいただくことがあります。
- 知育玩具を買った方がいいのか。
- たくさん遊びを教えた方がいいのか。
SNSを見ると毎日のように新しい遊びが紹介され、
「もっと何かしなければ」
と感じてしまう方も少なくありません。
でも、教室で子どもたちを見ていると、本当に大切なのは、
「何をさせるか」よりも、「どのように関わるか」
だと感じます。
今日は、教室での出来事をご紹介します。

子どもには、自分で育とうとする力があります
0・1歳児のレッスンでのできごとです。
1歳の男の子が遊んでいたパズルのピースを、近くにいた9か月の女の子へ
「はい」
と差し出しました。
女の子は受け取ると、しばらく考えています。
そして、自分が遊んでいた教具の中から一つを選び、男の子へ差し出しました。
まだ十分に言葉を話せない子ども同士。
それでも相手の行動を受け止め、自分なりに応えようとしていました。
私たちは改めて、
子どもの中には、
自分で育とうとする力や、人と関わろうとする力が、もともと備わっている
ことを感じました。
「できるようになった」は、ある日突然やってきます
1歳6か月の男の子。
指先で小さな透明のパーツをつまみ、一つずつお皿へ入れていました。
親指と人差し指を上手に使い、
もう一つ。
さらにもう一つ。
その姿を見たお母さまが、
「いつの間に、こんなことができるようになったんですね。」
と驚かれていました。
子どもの成長は、毎日少しずつ積み重なっています。
だからこそ、日々観察していると、
ある日突然、
「こんなことまでできるようになった」
という感動に出会えるのです。
こうした姿を見ていると、
大人がしてあげられることは、実はとてもシンプルだと気づかされます。
「何をさせるか」を考える前に、
子どもが自分の力を発揮できる環境を整えること。
私たちが大切にしているのは、まさにこの視点です。
「何をさせるか」より大切な3つのこと
保護者の方から最も多い質問は、
「何をさせたらいいですか?」
です。
もちろん、活動内容も大切です。
でも、それ以上に大切なのは、
子どもが安心して活動できる環境を整えることです。
① 子どもが自分で選べる環境をつくる
興味を持ったものを、
- 自分で選び、
- 自分で始められる環境
が、主体性を育てます。
② すぐ止めず、見守る
途中で終わらせず、
子どもが納得するまで取り組める時間をつくります。
その時間が、
集中力や「最後までやり遂げる力」につながっていきます。
③ 子どもをよく観察する
今、
- 何に興味を持っているのか。
- 何ができるようになったのか。
子どもをよく観察すると、
次にどんな環境を用意すればよいのかが見えてきます。
環境が変わることで、
子どもの成長はさらに大きく広がっていきます。
子どもの成長に気づけることが、親子の喜びになります
忙しい毎日の中では、
子どもの小さな成長を見逃してしまうこともあります。
だからこそ、
少し立ち止まり、
じっくり見守る時間を持つことが、
親子にとってかけがえのない時間になります。
「何をさせるか」
ではなく、
「どのように関わるか」。
その積み重ねが、
子どもの「やってみたい」を育て、
保護者の方にとっても、
成長の喜びを感じる時間になっていきます。

おわりに
0・1歳は、人生の中でもっとも大きく成長する時期です。
だからこそ、
「何を教えるか」
よりも、
「どのように関わるか」
が大切になります。
子どもの成長は、毎日の小さな積み重ねの中にあります。
「できた!」という瞬間だけでなく、その手前にある挑戦や繰り返しにも目を向けることで、お子さまの育ちはもっと豊かに感じられるようになります。
バンビーニクレアーレでは、親子で一緒に活動しながら、お子さまとの関わり方や見守り方を実践を通して学んでいただいています。
お子さまの「できた!」を一緒に見つけ、その成長を喜び合える時間になれば嬉しく思います。
クラスの雰囲気や詳しい内容を知りたい方は、ぜひ0・1歳児クラスをご覧ください。
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